子どもとの関わり

子どもが保育園に行っていたころ、先生方に思春期を見通してしっかりと関わるようにとさんざん言われた。
何か用事をしていても、その手を止めて子どもと目線の高さを合わせて、しっかり話を聞いてあげてと。
「おとうさん!おちゃとってきて~」テレビを見ていても声がかかる。
でも、こうしてあてにしてくれるのもほんのわずかな時間だけだと思い、「は~い」と取りに立っていた。
「おとうさんおちゃ!」「は~い」
「おとうさんおちゃ!」「は~い」
「おとうさんおちゃ!」「は~い」・・・
何年も何年も続くと条件反射のようになって、子どもの声を無視することなどありえなくなった。
過保護であるかもしれないが、子どもが乞うならやってやればよいと思っていた。
子どもが何も言わないのに先にやるべきことを奪ってしまう、それを過干渉というが、そうでなければかまわない。
私たち親は子どもといる時間が大好きで、もちろん子どもたちも親といる時間が大好きだった。
家族四人がそれぞれに自分の一番したいことを選んだら、みんなでいっしょにいることになってしまう。
出かける時はいつも家族4人、休日は家族でいることがあたりまえだった。
思春期になると男の子は手がかかるよ、なんてよその子の話やと思ってた。
ウチだけはそんなことないと。
そんな子どもたちに闇の思春期がやって来て、今まで以上に手を焼かせてくれた。
夜は帰ってけぇへん、朝は学校行けへん、学校からは電話がかかってくる。
あやまらんなあかんから、中学と高校の電話番号はワンタッチダイアルに入ってた。
うすぐらい闇を一人で歩いていく子どもたち。
親から放れようとしてもがく子どもたち。
愛される存在から、愛する存在へと変わっていく子どもたち。
それでも休みの日に家族で買い物に行ったり食事に行ったりは厭わなかった。
茶髪にピアスをつけた若者が、親と一緒にラーメン屋に入り「オヤジのはどんな味?」とかいってひとのおはちを横取りする。
えらい、いちゃいちゃするヤンキーやな!
大学生になった長男はいっそう夜は帰ってこなくなったけど、休日に家族で出かけることは自然なことやと思ってくれてるみたい。
あいかわらず週末になると、日曜日どうする?とか聞いてくれる。
子育てうまくいったとか、いかんかったとかわかれへんけど、もし明日死んで生まれ変わったら、同じ家族に出会って同じように生きて、明日からの続きを生きてみたいと思ってることはたしかや。
家族のみんな、ありがとう・・・

Studio CLIMB!-しゅんStudio CLIMB!-きょう
しゅんときょう
Studio CLIMB!-にじ

今日、スタジオの前から見た虹
★この文章はツイッター(@studio_climb)で以前つぶやいたことに、加筆してまとめました。
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