ふじたです。
今日の空は雲一つなく、沖縄の海のような群青色が頭上に広がっています。
峻が朝から「とっつぁん、どこ行く？」と五月蝿く誘ってきます。
親父としてはせっかくの息子の誘いにいいプランを提案しなければと、いろいろ考えるのですが・・・
そういえばこの前の体育祭の応援団の名前が「朱雀」と言ってたっけ。
朱雀といえばキトラ古墳の壁画、四神の朱雀が公開になったと新聞にでかでかと載っていたのを思い出し、さっそく二人で見に行くことにしました。
堺の自宅からは高速を使えば小一時間で飛鳥まで行ってしまいます。

飛鳥資料館です。

昨日から特別展示が始まっていたので混雑を覚悟していきましたが、時間が遅かったためかすぐに入れました。
で、展示室内は撮影禁止のため、画像はありません
キトラ古墳から摘出（？）された実物の四神の壁画を見ることができます。
1300年の時を超えて、飛鳥時代のロマンが目の前に広がりますよ
発見された当時は泥水に埋もれて今にもはがれ落ちそうになっていた漆喰を、保存処理をするために石室の中から取り出したそうです。
朱雀の羽の朱色もちゃんと残っていました。
特別展示は6月13日まで行われているようです。
近くの方はぜひ行ってみてください。

もらってきたパンフレットです。
周辺では遷都1300年祭でいろんなイベントが行われており、ここでも飛鳥時代の衣装を貸してくれるイベントが行われていました。

帰りに、岡寺の門前にある坂之茶屋に寄っていきました。
大学時代に来て以来30年ぶりです。

茶屋の中にはところ狭しとお客さんが残して行った色紙が飾ってあります。
ありました。芸大の後輩が残した色紙。

二つ下の後輩たちです。
よく知っている後輩でした。

峻とわらび餅を食べて帰りました。
今日はご主人しかいらっしゃいませんでしたが、「昔はよく来たんですよ、30年ぶりに来ました」と言うと、とても喜んでくださいました。
たしか、僕たちと同じくらいの娘さんがいらっしゃったように記憶していたので尋ねてみると、数年前に乳がんで亡くなられたそうです。
さぞかし辛い思いをされたことでしょう。
今度はいつ来れるでしょうか。
その時までお元気で。
子どもの撮影は《スタジオクライム》
キッズモデルや子役のオーディション用写真の撮影。七五三や卒業、入学記念