佐谷力先生の講演会☆住吉高校 

子どもはこの春、住吉高校を卒業しましたが、PTAから講演会のお知らせが来たので行ってきました。
講演は常磐会学園大学の佐谷力先生が、「思春期の子どもとの関わりのヒント」と題してお話ししてくださいました。
 花 花 花
お話は「こげぱん」という絵本から、こげぱんのキャラクターや気持ちを牽きながら「どうせ捨てるんでしょ」と、いつも卑屈になるこげぱんにどう寄り添うかというお話でした。
 赤チューリップ 青チューリップ 紫チューリップ
そんなこげぱんでも、他人と関わる力を持っていて、優しくて、仲間がたくさんいる、などのいいところがたくさんあります。
決めつけて見ることなく、いいところを発見する力が必要だというお話でした。
そのためには価値観の幅を広げなければならないということです。
 ハイビスカス ハイビスカス ハイビスカス
特に、相手の話をしっかりと聞いてあげるということが大切なようです。
そして、しっかり聞いているということを、相手に伝わるように表現することが必要です。
人は言葉よりも声のトーンや表情などの身体表現から、より多くその人のメッセージを受け取るということです。
しっかりとうなづくことが、相手を捕まえる表現のエネルギーになるということでした。
タレントや芸人が、テレビでオーバーアクションで自分の気持ちを伝えようとしていますが、その方が小じゃれたフレーズよりもしっかりと視聴者の心に残るということですね。
 パンジー パンジー パンジー
しっかりと相手の方を見て、しっかりうなづいて聞いてあげるということが大切なようです。
そして、共感し、受容し、お前にもいいところがあるよ、ということをたくさん伝えることができれば、自尊心を取り戻し自律することができるということです。
人は、誰かから頼りにされているという実感があれば、嫌なことを我慢し自律ができるのです。
 花 花 花
佐谷先生のお話は、ユーモアたっぷりで聞く人をぐいぐいと引き付けます。
久しぶりにいいお話を聞き、気持ちを新たに子どもたちに関わっていこうと思うことのできた講演会でした。
後援会を企画してくださった住吉高校PTA生活指導委員会の皆様、ありがとうございました。

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