モデル撮影のライティング講座 

クリスマスは奥方様の手作りケーキでお祝いをしている、ふじたです。

Studio CLIMB!-手作りケーキ

チョコレートケーキです。
いちごは上に乗っけずに添えてあります。
リース リース リース
さて、モデル(人物)をスタジオで撮影するときのコツについて少しお話ししたいと思います。
撮影経験の少ないカメラマンは、モデルにどんなライトを当てるか、どんなアングルで撮るかということに全神経を向けていますが、私たちは画面全体を美しくコーディネイトすることを考えます。
モデルへのライティングと同じくらいに、背景にどんなライトを当てるかということに気を使います。
モデルを引き立てるかは背景しだいなので、背景のライティングが気に入らないで、何回もやり直すこともしばしばです。
オープンロケでも、背景の選び方、処理の仕方が写真の美しさを決めますので、最も気を使うところです。
こびと こびと こびと
背景に当たる光をコントロールせずに、「成り行き」で撮影するとどうでしょうか。
背景との距離やライトの方向などで、たまたま美しい絵づらになることがありますが、思ったような写真にならないことがほとんどでしょう。
私たちは、「成り行き」に見えるように光をコントロールします。
ですから、どんな条件でも同じような「成り行き」の「美しい」写真を作り出すことができます。
ライト ライト ライト
スタジオライティングの基本では、モデルに当てるライトと背景に当てるライトは別々に設計します。
そして、モデルに当てるライトはできるだけ背景に影響しないようにします。
同じように、背景に当てるライトはできるだけモデルに影響しないようにします。
そうすることで画面全体の明るさや陰影などを思い通りにコントロールしています。
すべてがコントロールできていると、後日同じ写真を撮ってほしいと注文を受けたときに、同じものが再現できるのです。
shokopon shokopon shokopon
ライティング自体は、中学生でも理解できる程度の物理学の集積です。
科学的な整合性に基づいて、ライティングの設計がなされている場合にのみ再現性は確保できます。
それは、商業写真にとってとても大切な事です。
再現性の確保こそが、いつでも最高の写真を提供できるということを担保するのですから。
クローバー クローバー クローバー
Studio CLIMB!-モデル作品撮り
モデルに当たる光を、ボードで細かく調整しています。
スタジオではイメージ通りの光になるよう、様々な工夫をしています。
商品撮影、モデル撮影は
ダウン
心斎橋のスタジオクライムshokopon
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