大阪モーターショーで再会
今日は峻と二人で大阪モーターショーに行って来ました。
佐野工科高校の自動車部が、コンバージョンEV車の製作展示をしているということを新聞で知り、それを見に行くのがひとつの目的でした。
佐野工科高校の山田啓次先生には、子どもたちが小学生の時に「野迫川ものづくり学校」でお世話になったので、再会を楽しみにして行きました。
佐野工科高校の製作したコンバートEV車、ベースはスバル360
日本最初の「国民的自家用車」を半世紀の後に「マイEVカー」時代の幕開けの象徴として再生
ものづくり学校では、当時私たちが理想としていたような実践をされていました。
そこではボランティアの教職員や教員を目指す学生が、子ども二人に一人ぐらいの割合でついてくれるため、子どもたちを管理することがありません。
子どもがやりたいことを、やりたいようにやらせてくれていました。
子どもたちは2泊3日のそのサマースクールから帰ってくると、カブトムシを捕ったこと以上に夜更かししたことを、川遊びをしたことよりも大人をビショビショにしたことを、嬉々として語ってくれました。
そして、お土産には様々な手作りの工作を持って帰ってきました。
ハンモックや時計、ゲルマニウムラジオまで作ってきました。
ものづくり学校で作ってきた時計、今も動いています。
その後、工科高校での実践が忙しくなられたようで、ものづくり学校はひとまず休校ということになったようです。
工科高校の実践ではこの震災後も、被災地に廃材燃料給湯器を送りその運用のために走りまわっておられたようです。
久しぶりにお会いした山田先生は、峻のことを一目見て「大きくなったなぁ」と、声をかけて下さいました。
そして、来ていなかった響のことも気にかけて下さいました。
照れくさそうにする峻に、「おとなしくなったな」と言ってらっしゃったので、野迫川ではかなりハチャメチャに好き勝手していたんでしょうね。
野迫川ものづくり学校の体験は、子どもたちの心にどんな思い出を残しているのでしょうか。
私には、素直な子ども時代のなつかしい思い出でしかありませんが、子どもたちには未来へとつながる大切な礎となっていることなのでしょうね。
マツダTAKERI
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