★秘伝!撮影の極意☆魅力的な写真が撮れるかはカメラの前に立つまでに決まる
10年以上も放置していた「秘伝!撮影の極意」を更新します。
以前の投稿を見直してみたら、表題のテーマについて投稿するお約束をしていたようなので書いてみます。
皆さんは、どんな時にプロのカメラマンに撮影してもらったことがありますか?
ダンスやピアノの発表会で、修学旅行で、結婚式の披露宴で…
あるいは、七五三の記念写真、成人式の記念写真、卒業式の集合写真…
前者はいわゆるスナップ写真で、皆さんが楽しんでいる姿やがんばっている姿を何の演出もなくタイミングとフレーミングで直感的に作っていく写真、いわばドキュメンタリーです。
後者はヘアメイクや着付けをしたり、小道具を準備したりポーズを振り付けたり、ひな壇に見栄え良く並んでもらったりとあらかじめ準備をして撮影する写真、演出が加わるのでフィクションですね。
スタジオクライムで撮影しているのは後者、演出によって仕上げていく写真がほとんどです。
カメラマン一人では進まない撮影が多くヘアメイクや着付け、洋服や小道具のコーディネートなどは専門のスタッフが手掛けます。
スタッフとの信頼関係がないとこれらの事前準備が思ったように仕上がらず、どう撮っても納得のいく写真にはなりません。
優秀なスタッフが妥協のない仕事をするからこそ、誰が撮っても失敗のしないところまで仕上がります。
それともう一つ、お客さまにはアットホームな接客で和んでいただき、カメラの前に立つまでに緊張感とアウェイ感を払拭しておくということも大切な下準備です。
カメラマンの事前準備はスタジオのライティング設計やカメラの色調調整と背景を決めることですが、それらもカメラマンの独りよがりにならないようにコーディネーターがお客さま目線で一つ一つチェックしています。
そのチームワークがあるからこそ、その時その人によりオリジナリティー溢れる作品を安定してご提供できるのだと思います。
私たちの仕事にはしっかりとした準備が重要で、そのためには撮影より準備に時間と手間を割いているということをご理解いただけたでしょうか。
次回はスタジオカメラマンに必須のライティング設計について少し詳しくお伝えできたらと思います。
いつになるかはわかりませんが、時々チェックしてくださいね。
ふじた
提案力と技術力のフォトスタジオ
心斎橋のスタジオクライム
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